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特集記事

ストロボ再生

フォトグラファーになって最初に買ったジェネレーターストロボが未だに機材庫にある。

当時は、まだモノブロックも一般的ではなったので多くのカメラマンがジェネレーターストロボか、ナショPことナショナル PE-480というグリップストロボのどちらかを選択(グリップタイプのストロボも消滅したかも?)リチュームイオンバッテリーも当然ないのでウェイト代わりに使えるほど重たい480Vの積層乾電池という高価な使い捨て電池を使っていた。そんな時代の大型ストロボの話です。

私が購入したのはコメットCX-244Ⅱ(2400w)と124Ⅱ(1200w) 100V電源使用なのにクイックチャージ、過酷な使い方で30年経過した今でも、全く故障することなく、優秀なストロボです。ジェネレーター電源部は10Kgほど、けっこう重たい。その重みを支えていたグリップがついにポキッ!! 経年劣化でしょうね?! 同時期に購入した2台が共に破損してしまった。しかし、次世代モデルCXⅢも既に製造終了しているほど古いモデルなので交換するのも難しく放置状態に・・・

デジタルカメラになって、以前のような大光量を必要とすることが少なくなったので、モノブロックがメインストロボに替わり、今ではクリップオンストロボやLEDライトが主流になっています。私の場合、大型ストロボは白ホリスタジオに行った時しか使わなくなりましたね。

救世主現る!ワークショップに参加してくれたデザイナーのAさんが3D プリンターの使い手だと知り、さっそく相談へ!

私の描いた手書き図面から、見事なグリップを作ってくれました。

試作品でもピッタリの寸法、完成品は強度アップ+握りやすい形状に改良を加えてくれて見事な出来映え!

一度は引退したストロボでしたが、これで復帰できます。

Aさんに感謝!!

完成品グリップを装着した COMET CX-124/244 Ⅱ  ジェネレーター

完成品(手前) 試作品(前2番目)  破損したオリジナルグリップ(奥)

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