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特集記事

セルフポートレート

「セルフポートレート」ワークショップを11月開催に当たって、改めた自分撮りを考えた。

セルフポートレートをウィキペディアで検索すると、「人物写真の中でも、最も美術作品としての色彩が濃いのは、セルフ・ポートレイト」「自分を用いることから、最も表現としての自由が利き、写真家の個性が出るといわれることがある。」 と記載されている。確かに被写体と撮影者が一緒なので気を遣う必要は無い、しかし毎日見慣れている(新鮮ではない)被写体をいかに「格好良く」「魅力的に」インパクトのある写真にするかは難しい?!  成功した作品が「最も美術作品としての色彩が濃い」に選ばれるのかもしれないが?

撮るのも撮られるのも自分なら、「アート」とか「表現」だとか子難しいことは省いて単純に自分が楽しむのが一番だと思う。そして、セルフポートレートには人物撮影の基本がすべて詰まっているので、楽しみながらここをマスターすれば、被写体が替わってもストレス無く撮影に集中できるようになる!

「セルフポートレート」って、いまでは当たり前の「スマホ自撮り」の元祖撮影方法?!

フィルムカメラ時代のセルフポートレートは、ロングレリーズやセルフタイマーを使うか、ミラーに写り込んだ自分を撮影する方法だったが、昨今のデジタルカメラでは顔認識オートフォーカス、リモートレリーズ、WiFiリモート、「ハイ、チーズ」でカシャまで様々な機能が搭載されている。更に簡単便利なスマホ自撮りでSNSに写真公開、インスタントな時代だ。

偶然撮れた「面白い自撮り」はお気軽で楽しいが、意図して撮った「格好良い写真」は制作過程も楽しめるポートレート撮影の入門編だと思う。

画家が自画像を描くように、多くの写真家もセルフポートレートを撮っている。

実験的な写真のパイオニア マン・レイの ソラリゼーション技法を使ったセルフポートレートは代表作だ!

http://americanartmuseum.tumblr.com/post/95915075337/man-ray-self-portrait-1932-solarized-gelatin

「謎のアマチュア写真家」と言われたヴィヴィアン・マイヤーも多くのセルフポートレートを残している。ミラーやウィンドウに写る自分をアート作品にしている。

http://www.vivianmaier.com/

http://www.vivianmaier.com/

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